今現在、頑張って治療を受けてる方や普段の生活習慣を気をつけている方の中に「普段の日常生活でどんなことに気をつければいいのか?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
せっかく治療を受けたとしても、普段の生活を疎かにしてしまうとお身体の改善も遅くなります。
ここでは皆さんの疑問が解決できるよう、普段どんなことに気をつければ良いのかについて解説していきます。
普段の生活で注意すること
当院では、通われている患者さんに以下の3つのことを主に注意してほしいとお伝えしています。
①長時間の同じ姿勢や筋肉の酷使を避ける
➁水分をたくさん取る
➂血液の循環を良くするために、お身体を温める
この3つについてはお身体を治していくために必要なことです。 それぞれを詳しく説明していきます。
①長時間の同じ姿勢や筋肉を酷使を避ける
腰痛や肩こりなどの症状は、長年の日常生活での癖や身体の使い方によって筋肉や関節に負担が掛かり、引き起こされています。
「デスクワークで8時間椅子に座っていた」
「仕事で重いものを持ち過ぎた」
「庭の手入れをやりすぎてしまった」
このようなことを患者さんからよく耳にしますが、長時間同じ姿勢を作ったり、筋肉に負担をかけ過ぎてしまっています。
人間の身体には元の状態に戻ろうとする働きがあり、普段の姿勢や習慣を変えずに身体に負担をかけてしまうと悪い状態に逆戻りしていきます。その結果、治療をしているのに症状の改善が遅いということになってしまいます。
1日にでも早く症状を改善させるためにも、普段から同じ姿勢でいることを避けたり、無理のある身体の使い方は避けましょう。
➁水分をたくさん取る
水分は身体の約60%を占めていると言われる程、大きな役割を担っています。不足している状態では血液がドロドロになり、身体の中の老廃物も上手く排出できない為、様々な症状が出てきてしまいます。
痛みや症状を引き起こす原因の一つに血流の悪さがあります。
せっかく治療を受けて血流循環を促しても、血液がドロドロの状態では効果が半減してしまいます。 また、水分が足りていないと痛みを感じやすいというデメリットもあります。
「水分の重要性は分かったけど、どのぐらいとればいいの?」と思う方もいるかと思います。
当院では、患者さんに最低として体重×30mlの水分を取るように伝えています。
この量の水分を取ることで、血流が良くなり症状改善にも大きく関与するので、是非意識してみてください。
➂血液の循環を良くするために、お身体を温める
慢性的に痛みや症状が出ている身体は、血液の循環が悪くなっていることが多いです。 そのため、普段の生活では身体を温めて血流を良くすることを意識する必要があります。
様々な方法がありますが一番簡単な方法として、湯船にしっかり浸かって循環を良くする方法をお伝えします。
注意点はぬるま湯に10~15分ほど浸かり、身体の芯から温めることをイメージしてください。
温度は38度程度が最適で、副交感神経が働き、お身体もリラックスすることができます。 一方で、熱すぎると交感神経が優位になり、心身ともに活発になってしまいますのでおすすめできません。
まとめ
今抱えている症状は、普段の生活習慣の積み重ねによって引き起こされています。 普段の生活習慣を変えていくことがお身体を治すための第一歩になります。
本記事であげた3つのことを意識して頂くだけでも、身体への負担が減って血液の循環が良くなるので、自己治癒力が上がります。
症状改善にも大きく貢献してくれるので是非実践してみてください。