普段、皆さんは座る姿勢気を付けていますか?
日本人は世界一座っている国民といわれおり、一日の中で平均的に約7時間座っているとされています。
座る姿勢が崩れることによって身体の歪みが出て、最終的に痛みなどの症状に繋がります。 また、正しい姿勢ではなく間違った姿勢をとり続けている場合もあります。
今回は正しい姿勢についてお伝えしていくので意識してみてください。
正しい姿勢と注意点
正しい姿勢には以下の3つのポイントがあります。
①椅子に深く座らない ②背中を意識するのではなく骨盤を立てる ③座っている時に足裏全体がしっかり床についていること
それでは1つずつ解説していきます。
①椅子に深く座らない
よく背もたれにもたれかかったり、 座面全体で座っている方を見かけます。
座っている時はとても楽に感じますが、実は腰や背中に大きな負担をかけてしまっています。 実際は背もたれにもたれず、座面の半分に掛けるくらいが一番良いです。
もしどうしても背中をつけたいのであれば、時間を決めて座ると良いでしょう。
リクライニングシートなども同様です。 リクライニングシートは身体を後ろへ傾斜させリラックスできるように作られていますが、長時間の使用は控えましょう。
②背中を意識するのではなく骨盤を立てる
姿勢を良くする為に背筋を伸ばすとよく言いますが、それは背中だけを伸ばせば良いのではないのです。
背骨の構造は弯曲していますが、背中を反らしすぎると腰椎や胸椎と呼ばれる背骨の弯曲に対し負担をかけます。
ではどこを意識するのか?
それは骨盤です。
座っている時にお尻の下に手を入れてみてください。 ゴリゴリとした骨が触れると思います。それが坐骨と呼ばれる骨です。
座る時に坐骨が椅子に対して垂直になるようにすると、正しく骨盤が立ち、正しい姿勢を作ることができます。
仰向けや壁にぴったり背中をつけた時、腰の後ろに手が入りやすい方は背中を反らしやすい癖がついているので要注意です。
③座っている時に足裏全体がしっかり床についていること
足裏全体がしっかり地面に着いていると骨盤が安定しやすいです。
椅子に座っている時、足の外側だけ着いていたり足を組んでいたりしていませんか?
それは身体が歪んでいるサインです。 歪みがあるから足を崩したくなったり、組みたくなったりします。
特に足を組むという行為は、 片方だけに重心を掛け股関節のねじれを作ってしまいます。連動して背中も丸まりやすくなってしまうので避けましょう。
足を無意識に組んでしまう、 あしを組むと楽という方はまずは身体の歪みを治しましょう。
まとめ
今回は正しい姿勢について解説しましたが、患者さん1人一人の日常生活に潜む身体の癖や原因は他にも沢山あります。
浜野整骨院では根本的に身体を改善させるために姿勢指導を初めとした生活指導も行っています。
「身体の歪みが気になる方」や「日常生活からしっかり改善させていきたい方」は私達と一緒により良い身体を目指しましょう。